財を築きたい!
具体的にはどうするの?
……の前に、まずは財産とは何か、から考えましょう。
ここで言う財産とは、お金のことです。
土地や建物は? 売ればお金になるので財産です。
車は? 売ればお金になるので財産です。
「財産を築く」ということは、自分の扱うことができるお金を増やすということです。
これはつまり、単純に頑張って働いて収入を増やすということではなく、貯金を増やすということです。
貯金とは、収入から支出を引いたお金の蓄積です。
「収入>支出」の状態を維持することです。
収入から支出を引いたお金のことをキャッシュフローと言います。
キャッシュフローを増やすには具体的にはどうすればよいでしょうか。
それが俗に言う「収入の最大化」と「支出の最小化」というものです。
収入を増やしても、支出が増えれば意味がありません。
これを同時に行うことでお金が圧倒的な速度で増えていきます。
そして、「収入>支出」を、「収入≫支出」にしましょう。
とはいえ、生活水準を変えるのは簡単ではありません。
そうやすやすとエンゲル係数は下がりません。
また、固定費が大変で…年収が少なくて…という声もあろうかと思います。
ものすごく共感できます。
では、どのようにすればよいのか。
まずは先人の実際のノウハウを見てみましょう。
明治に活躍された本多静六さんという方がいらっしゃいます。
9人の親族を抱えながら安月給で「月給4分の1天引き貯金」を行い、多額の財産を築いた方です。
何冊も本を出されていますが、「私の財産告白」が一番心に響いたので共有させていただきます。
私はこの本を読み、以下のメンタルパターンを作ることで財産を増やしています。
●1日やってみて、できそうであれば1週間継続する。
●途中でしんどくなったらストレスになる前に辞める。
●週末に本多静六さんの本を読む。(モチベーションが上がる)
●そしてもう1日やってみる。
そうすると、不思議と最初は年の半分くらい節約を意識していたのに、今ではそれが楽しくなり習慣になっています。
まるで、そういうルールのゲームをしているような気分です。
結果が貯金額として目に見えるので尚更楽しくなりますよね。
お金を貯めるには正しい習慣を作るマインドを持つこと。
是非挑戦してみてください。
<財産を築く目的は、哲学的アプローチで自問自答を>