米国株式に投資するには、まず米国市場に投資できる証券口座を作り入金しそして株式を購入します。
これだけ。ホント簡単です。
ん?でも何をいつ買えばいいの?
その答えは「今すぐに」「S&P500連動ETF」です。100年以上勝ち続けてきた実績があります。
S&P500指数に連動するETFについては既に世に多くの記事があります。(以下、例)
https://hedge.guide/feature/sp500-etf-merit-demerit.html
https://www.nikkoam.com/products/etf/we-love-etf/nikko_etf/us-stocks
投資に興味がある人もない人も、資産を増やしたいんだという方はこの「S&P500連動ETF」だけで大丈夫です。
毎月積み立てて30年後に口座を確認してみましょう。想像以上に増えているかと思います。
そして、投資に興味を持ってくれたあなた。より成長したいあなたはおそらくこう思うでしょう。
株式投資は面白い!
次は?何をいつ買えばいいの?
この答えのヒントになるのが、セクターローションと景気サイクルです。
株式投資の2つ目のステップです。
投資する上で私が軸としている考え方であり、米国投資の基本であると思っています。
投資を始めるにあたり、勉強することはたくさんあります。
・FRB政策と金利
・国債金利と為替
・グロースとバリュー
・業績と実経済
・テクニカルとファンダメンタルズ
・・・・
これらはどれも大変大切な考え方です。
しかしまず何よりも先に知って欲しい事。それがセクターローションと景気サイクルです。
株価は大きな流れに従っています。その流れは色々な要因で変わりますが、要因には明確に包摂されており上位下位が決まっています。
国>政府>FRB>指数>セクター>インダストリー>個別企業
左から見ていきましょう。
国や政府、FRBは公的な機関であるため株式は発行していません。
代わりに債券を発行します。これは「国家」と言う信用の高い組織が発行しているため非常に安定していますが、一般に利回りは低いです。(ローリスクローリターン)
次に右へ目を向けます。
個別企業は株式を発行します。個別企業は倒産リスクがありますし、債券以上に景気に左右されます。一方で業績が伴うと非常に大きなリターンを得ることができます。(ハイリスクハイリターン)
その企業がどれだけ業績が良くても、その企業が属するセクターが悪ければ株価は伸び悩みます。逆にセクター全体が好況な場合、業績が伴わなくても株価は上がることもしばしばあります。
株式を買っても、政策が変われば環境が変わります。政府や中央銀行がどのような経済政策をするのかを知らないといけません。しかしその情報を取得し判断することは容易ではありません。
しかし、マクロ的に経済がどうなっているかは新聞を読むだけでも知ることができます。
経済の状況に応じてそれぞれ強い(弱い)セクターが決まっています。
経済は循環します。過去の実績からマクロ経済の視点から体系的に構築されたものがセクターローションと景気サイクルなのです。
セクターローテーションと景気サイクルを知ることで次にブームになる産業が見えてきます。
多くの方が資産を増やすために投資を始めるかと思います。
最大のリターンを望み、「個別株」に目がいくかと思います。しかし、その分リスクは強大です。
「自分だけは大丈夫」と思い資産を溶かす人を良く見ます。(…自戒)
株式投資の入り口は、まずは「指数」です。S&P500も指数です。
次にセクターです。
次は、セクターとインダストリーを学ぶための記事をまとめましたので、是非読んでみてください。
セクターローションと景気サイクルについても記事を作成次第アップさせて頂きます。
しばらくお待ちください。
では、良い投資ライフを。